発達のつまずき、乗り越えるヒント

多摩湖畔通級支援室での1か月-小さな一歩がやがて大きな力に-

多摩湖畔通級支援室での1か月-小さな一歩がやがて大きな力に-

2025年11月29日 11:13

多摩湖畔通級支援室での1か月の変化 ― 小さな一歩がやがて大きな力に―


今回は、多摩湖畔通級支援室の支援を受けているお子さんの変化の一例をご紹介します。当支援室の支援を受けようか迷っている方のご参考となれば幸いです。

※ 検査結果や学校生活の様子など、センシティブな個人情報は含まれておりません。

🌱 支援を始めた低学年のお子さんの姿

支援を開始した当初、このお子さんにはいくつかの課題がありました。

  • 話を聞くときに視線があちこちに跳んでしまい、集中が続きにくい

  • ボールを投げるときに同じ側の手と足を前に出してしまうなど、身体の動きがぎこちない

  • 四つ這いで歩くと手足のタイミングが合わず、動きがバラバラになりやすい。そのためにうまく前進できず、途中で身体を止待ってしまうことがあった。体の動かし方が分からなくなって混乱していた

  • 質問に対して少しずれた答えを返してしまうことがある

これらは「覚えることの苦手さ」「話を集中して聴き続けることの難しさ」「身体の動かし方の不器用さ」といった課題につながっていました。


👀 見立てと支援の方向性

支援室では、まず「目の動き」「身体の協調」「知識の整理」という3つの柱に注目しました。

  • 目の動きのトレーニング
    追従性・跳躍性眼球運動の練習を取り入れ、対象物を目で追い続ける力を育てました。これにより、話をしている人に視線を向け続けることが少しずつできるようになってきました。

  • 身体の協調を高める運動
    動物歩きや正しいボールの投げ方、コグトレやコオーディネーショントレーニング(くの字・S字・ラディアン)を行いました。身体の各部位を意識的に動かす練習を重ねることで、動きのぎこちなさが和らぎ、基本的な運動の形が整ってきました。

  • 知識のラベリング
    豊富な知識を「情報」として活用できるように、覚えたことに特徴づけをして整理する練習をしました。それまでは砂場に埋もれていた状態で、探すのに手間暇が非常にかかった「知識」が少しずつ「情報」として整理されてきました。
    この力は、前の二つと比べるとやや高度な内容で、成果が明確な形で発揮できるまで様子を見守りながら、練習を続ける必要がありそうです。


🌟 1か月後の変化

支援を始めてわずか1か月ですが、次のような変化が見られました。

  • 話を聞くときに、視線が以前より安定し、相手の顔を見続けられる時間が増えた

  • ボールを投げるときに、手と足を逆に前に出せるようになるなど、少しずつ正しい形に近づいてきた

  • 動物歩きも、まだ慌ててバラバラになりがちだが、少なくとも手足の動きが混乱して止まってしまうことはなくなった

  • 練習したもの、身近な動物や虫などは、特徴を捉えて説明ができることが増えてきた

もちろん、まだ課題は残っています。しかし「できるようになったこと」が確かに積み重なり、本人の自信にもつながっています。


🌈 支援の意味

この1か月の変化は、決して大きな劇的変化ではありません。けれども、日々の小さな積み重ねが確実に子どもの力を育てています。


多摩湖畔通級支援室では、こうした「小さな一歩」を大切にしながら、子どもが自分らしく学び、成長できる環境を整えています。支援の効果は、目に見える行動の変化だけでなく、子ども自身の「できるかもしれない」という気持ちを育てることにもつながっています。


まとめ
1か月の支援で見えた変化は、子どもの可能性を広げる大切な兆しです。これからも一歩ずつ、子どもとともに歩みながら、学びと成長を支えていきます。


今回ご紹介した困り感を感じているが、しかしどのように練習したらよいのか、分からなくて困っていらっしゃるお子さんの保護者様、一度多摩湖畔通級支援室の支援を体験にいらっしゃいませんか。無料です。


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